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参加と対話で学ぶメディア・リテラシー Learning Media Literacy
FCT2006徳島県立新野高校スタディツアー

FCTでは、すでにサイトでお知らせしたように、11月2日(木)〜3日(金)の2日間のスタディツアーを実践した。
このツアーの目的は、11月2日には「放送教育四国大会徳島大会高等学校部門」への参加であり、3日はFCT主催のワークショップ開催である。
ツアー初日の会場は徳島県立新野高校で、午前中に、メディア・リテラシーの授業参観と、その授業を受けての研究協議がおこなわれた。引き続き、午後にはFCTの宮崎寿子理事による記念講演「メディア・リテラシーの授業展開 クリティカルからクリエイティブへ」があった。この講演では、メディア制作にあたっては、企画段階での問題提起が重要であるとし、オランダの「メディア・アクション・プロジェクト」が紹介された。
翌日は、会場を四国大学に移し、徳島県内の教員とツアー参加者によるワークショップがおこなわれた(担当者:森本洋介、矢竹秀行所員)。このワークショップでは、「なぜメディア・リテラシーを学ぶのか」について話した後に、2006年「広島原爆の日」のニュース報道をテクストとして使用しながら、メディアの構成する「現実」とはどのようなものかを具体的に分析をした。記念講演、授業見学、四国大学でのワークショップなどは徳島在住の所員がアレンジした。

●年間を通しておこなわれるメディア・リテラシーの授業
新野高校における授業「メディア・リテラシー」は、2005年4月から3年生の選択科目としてスタートしたが、情報教育の中の2単位分にあたる。担当する教員は、授業に際して、FCTの研修セミナーを2回受講されている。また、現在も、FCTの「子ども・若い人とメディア」プロジェクトが協力して、授業プランを作成し、授業を進めている。生徒たちが使用する教科書は『新版Study Guideメディア・リテラシー〔入門編〕』(鈴木みどり編、リベルタ出版刊)である。
授業時間は50分で、テーマは、テレビCMをテクストにして映像言語を学び、さらに、CMとターゲット・オーディアンスの関係を意識化するものであった。
授業の導入部分として、教員が、メディア社会にあっては、誰でも無意識のうちに、CMに影響を受けて生活をしているという説明があり、それに引き続き、ワークショップ形式で2006年放送のコカコーラCMを分析した。その後に、携帯電話3社のCMを視聴したところ、画面上の商品情報についての指摘もあった。

●授業の後の研究協議
公開授業は、メディア・リテラシーへの関心が高まりつつあるなか、実際には見学する機会が少ないこともあり、用意した椅子に座りきれないほどの盛況であった。この先生たちとともに、スタディツアー参加者も授業後のディスカッションに加わった。
参観した教員からは、「メディア・リテラシーの授業を実践してみたい」との意見とともに、授業評価の方法や、教材作成の仕方についての質問もあった。メディア・テクストの確保については、新野高校におけるメディア・リテラシー教育の生みの親でもある教員から、「一緒に考えていきましょう」と、地域での取り組みに展開を期待する発言があった。

●スタディツアーのこれから
  このスタディツアーには、熊本、大阪、京都、神奈川、東京と地域を異にする7人が参加したが、2日夜には、新野高校のメディア・リテラシー教育担当の先生お2人とともに、交流会をもち、徳島のおいしい魚をたべながら、メディア・リテラシーの現状と今後の展開について、楽しく、そして熱く語り合うことができた。
FCTでは、今後も地域で活動する研究所員とともにスタディツアーを企画し、メディア・リテラシーの活動を展開する機会を作っていきたいと考えている。また、それが新たなネットワーク作りにも繋がるものと期待している。
ぜひ、地域の実践とあわせて共に企画をしていきたいので、お問い合わせください。(まとめ スタディツアー担当 新開清子)


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